2014年3月7日金曜日

キャス・キャピタル・ファンド6号の設立について

このたび、弊社で全面的にサポートさせて頂いている日系の独立系投資会社である、キャス・キャピタル株式会社において、新たな投資ファンドの設立を行いました。先月の2月末で一次募集を締め切って、今は二次募集に向けて、国内投資家を対象とした追加募集を続けている状況です。
2005年に第1号案件をお手伝いさせていただいて以来のお付き合いになりますが、ファンドの数では6本目となって、数多くの投資ファンドが設立されては廃業に至っている現状から見ると、リーマンショックを乗り越えて堅実に運営されている実績は特筆に値するものと思っています。

投資ファンドといっても、下記のようにさまざまな種類がありますが、キャス・キャピタルの行っているファンドは、以下の分類での「バイアウトファンド」になります。
・上場株式が対象
 1 投資信託
 2 ヘッジファンド
 3 アクティビスト
・主に非上場株式が対象 (これらをプライベート・エクイティ・ファンドとも言います)
 4 ベンチャーファンド
 5 バイアウトファンド
 6 企業再生ファンド

バイアウトファンドというのは、同じ未上場株式を対象とするベンチャーファンドや再生ファンドに比べると、少々分かりづらいですが、「成熟企業の経営課題を解決するためのファンド」という言い方が、適切であるように思います。
どんな企業でも、成長する過程において、必ず、成長の壁に突き当たります。その壁が、経営者の高齢化であったり、後継者の不在、株主の分散、資金力不足、海外展開力不足など、課題の種類はさまざまですが、投資ファンドは、資金(買取資金、成長資金)、人材、ネットワークを提供することを通じて、その壁を乗り越える力を与えるのです。

もちろん、会社がより成長するためのプロセスですから奇麗ごとだけではありませんが、経営環境が変わることによって、自浄プロセスが作用して、「人が成長し、事業も成長する」という実例を多く見てきました。
日本では、投資ファンドというと、センセーショナルな話題を提供した村上ファンドや、スティールパートナーズがあったため(彼らは、上記分類だと「アクティビスト」という分類になろうかと思います)、必ずしも良いイメージばかりでは無いと思いますが、キャス・キャピタルのように「愚直に企業を強くしようという健全なファンド」は現に存在するのです。特にキャス・キャピタルは、優れた経営人材をチームで常駐派遣することに特色があり、海外進出支援や事業承継に力を入れて活動しています。

ところで、弊社の主な業務は、税務・会計業務になる訳ですが、意外と、投資ファンドの業務とは密接な関わりがあるのです。
例えば、投資を行う対象の企業の財務調査や、企業価値の評価、投資方法の選択、投資家への会計報告、そして経営者自身のタックスプランニングなど、一連の業務は、税務や財務の経験や知識が十分に活かせる分野なのです。
ご質問、ご相談などがあれば、弊社までお気軽にお問い合わせください。

(注:上記内容は、キャス・キャピタル株式会社又はその子会社が無限責任組合員を務めるファンドへの投資を勧誘することを目的としたものではありません。)